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評価:
土方 薫
日本経済新聞出版社
¥ 730
(2007-03)
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スワップやオプションとかよくわんないので読んでみました。
が、やっぱり難し。
文系人間でも、レベルの差があるのを実感・・・。
しかし、「相場の力学」や「市場とのコミュニケーション」の箇所は面白い。
行動ファイナンスについても、少し触れてあり、前半の金融工学の数式によるカチッとした話と、対になっていてバランスがとれてる構成。
「特に切れ者のトレーダーは、気まぐれで、前言を撤回をすることができる人たちです」
というところは、納得。
人生も、自分のスタイルを作り、変化させ、そして、変化させているのかどうかも意識しなくなれる所まで行けば・・・。
結構、きちんとした本だと思います。
難しいところもあるが、値段から考えると十分問題なしです。